今回の学校説明会も動画配信での参加となりました。初めは定例の校長先生の挨拶から始まりましたが、その後、学園長や校長先生を含む6名の方によるパネルディスカッションが行われました。その内容は「湘南学園ESDとは」でした。各先生のお立場、教科の性質を考えられてその取り組みについてお話されていました。舵取りは先生方が主導とはなるものの他の部分では生徒達が自主的に考えて行動するので中々難しい取り組みだとは感じましたが、それを実践しているのは素晴らしいことだし、凄いことだと感じました。
その後は、入試についての話へと進みました。用意していただいたデータを見ると、2022年度入試は2021年度入試より出願者数が全体的に減少し、少し緩やかな状況だったと判断できます。しかしながら、2022年度の方が歩留まりは高いので、湘南学園を第1志望として本気で考えている生徒が集中して受験したことも読み取れました。2023年度入試については日程や募集人数は今春と変更がないようです。複数回受験をされた方においてはいいとこ取りの優遇措置が為されているとのことです。ESD入試も入れると5回のチャンスがあるので、湘南学園を上位に志望される方は戦略的にこのあたりも頭に入れておくとよいと思います。
ただ、ESD入試に関しては特殊なものなので、慎重に検討しなければいけません。小学校生活で頑張ってきたこと、湘南学園に入学してから頑張りたいことを90秒の動画にまとめ上げて、事前に学園に送付しなければいけません。また、2月1日に学校に行って、50分間の記述・論述をこなさなければいけません。17のゴールがあるSDG’sの中から1つを取り上げて、統計や文献を読み、自分の考えや今後どうしていけばよいかを記述することは大人でも難しいことですから、これらの対策のことを考えるとかなり準備が必要に感じます。
このあたりのこともありますから、学校説明会に行ってしっかり内容を確認された方がよいと思います。(二宮)