10月から中学3年生向けの補習時間を増やしましたが、今週からは正規の授業へ格上げとなり、通常授業として未習単元を進めています。冬休み講習会前までは数学は週4で授業が行える環境をいただき、昨年度以上にしっかり学習できる目処が立ちました。現在、平面図形を利用した三平方の定理を行っているところですが、今後、空間図形と三平方の定理、高校入試レベルの応用問題へと発展させながら授業展開していく予定です。
 一方で、計算テスト直しや宿題プリントで十分でない部分を行ってもらうことにより基本内容の定着にも徹してもらっています。余力のある生徒用に補充プリントも用意しています。今、配布しているのは円周角定理を利用した相似の証明問題です。最近の入試問題の出題傾向に関しては、証明問題は穴埋め問題だったり、部分証明だったりするのですが、皆には完全証明の練習をしてもらっています。ここまでを目指せば、何が出題されても大丈夫です。できる限りハイレベルのものまで手を付けていくことを目標に頑張ってもらいます。
 提出してもらったプリントに関しては一人一人添削していますから、今後も積極的に取り組んでもらえればと思います。早速、「自分はこの部分が弱点だからこんなプリントを作って欲しい」という要望や相談してきた生徒もいるので、このような思いに応えつつ、今後も入試対策に繋がる補充プリントを作成していこうと思っています。(二宮)