中学3年生は、先々週に後期中間テストが終わり、その後入試に向けた学習に切り替えて授業を進めています。
今は教科書の未習単元を扱っています。その中に今年度から学習指導要領に含まれることになった「仮定法」と「原形不定詞」があります。以前にも書いたように従来は高校生が学ぶ英文法で、過去30年以上の間、中学校の指導要領として扱われたことがありません。自分自身も高校生を指導していた際に出てきた単元です。
今回は仮定法について。
仮定法の中でも今回中学校で扱うのは「仮定法過去(現在の事実に反すること”を述べる言い方)」です。
「仮定法過去完了」については高校英語で扱います。
If I were a bird, I could fly in the sky. As I am not a bird, I can’t fly in the sky。(現在において実現不可能なこと⇒仮定法)
If it is sunny tomorrow, I will go to the festival. (未来に実現可能なこと⇒条件)
この区別が生徒たちには難しいようです。
動詞を過去形に。be動詞は主語に関わらずwere。
If I had money, I could buy a new car. 私にお金があれば、新しい車を買うことができるのに。
I wish I could speak English. 英語が話せればなあ。
補習を含め2時間ほど仮定法過去の演習を行い、生徒たちも理解ができたようです。(青山)