冬休み講習会が始まるということは、間もなく今年が終わるということです。この仕事をしていると、盆も暮れもクリスマスも正月も全く気になりませんが、年が暮れていく頃からはいよいよ正念場、追い込みがかかり、トップギアに入っていくような心持ちになってきます。
とは言っても毎年、大晦日から元旦にかけて近所の氏神様にお参りに行くことは欠かしておりません。元日の朝にお参りしても差し支えないような気もしていたのですが、近所の小さな神社でさえ、大晦日の夜十一時を過ぎるとかなりの人が参道に並び始めます。その神社では年明けと同時にお酒やお汁粉や豚汁が振る舞われるので、それを目当てに皆並んでいるのかと思っていたのですが、先日読んだ本にその答えがありました。
年越しと同時にお参りするのは「二年参り」といって一年の穢れを払い、新年の初詣の祈願を行う意味があるのだそうです。まさに一石二鳥の御利益を期待できるありがたいことのようです。
残念ながら今年に限って言えば初詣も自粛しなくてはならないような雰囲気です。前もってお参りをするよう呼び掛けている神社もあるようです。私としても今年は神社が空いていそうな時間を見つけてお参りに行きたいと思います。                                             吉川
※次回のブログはお休みします。