今年のSHOSHINの授業も今日を入れてあと2回です。今年は誰も予想することのできない大変な年となってしまいました。
 2月に横浜港に入港したクルーズ船の乗客から感染者が確認されたときは、正直なところ全く問題ないだろうと思っていました。しかし、その後の様々な報道が繰り返される度に次第にことの重大さが理解できることとなりました。
 教室では春休み講習会までは順調に消化できましたが、4月8日からは緊急事態宣言が発令されたため、休講にせざるをえなくなりました。4月中にスタッフで話し合い、環境を整えて5月の一ヶ月間は動画配信の授業を行い、何とかカリキュラムを消化させることに努めました。個人的には初となるテレワークを経験することになりました。生徒を相手にする塾講師がテレワークをするなどとは想像もつきませんでしたが、教室で購入していただいたホワイトボードを自宅に設置し、それを使いながらカメラと向き合い授業をするという何とも言えないことを行っていました。それでも、目の前にそのクラスの生徒達がいることを想定しながら普段行っている授業と同じ雰囲気になるように心掛けました。多少失敗気味でも動画の撮り直しは一切行いませんでしたから、お見苦しい点もあったと思います。それでもよいこともありました。「普段の授業の様子がわかってよかった。」、「親子で楽しみながら授業を受けました。」など父母面談の席で感想をいただきました。
 その後、6月から今日まで生徒の皆さんとご家庭のご協力をいただきながら何とか今年を乗り切るところまでくることができました。受験生の皆さんは特に大変な思いをされていることと思いますが、あと少しです。まだまだ努力はできるし、実力を固めることもできます。最後まで高い志をもってしっかりやり遂げていただきたいと思います。私達スタッフもできる限りのサポートをしていく所存でおりますので、最後まで一緒に頑張っていきましょう。
 今年もいろいろとありがとうございました。そして、来年もどうぞよろしくお願いいたします。(二宮)