引っ越しをして1年が経つころ、ツバメが巣作りに戻ってきました。昨年は空き家のバルコニーに巣作りをして4羽のヒナが孵りました。今年は家前にある駐輪場の軒下に巣作りをはじめ、計6羽のヒナが孵りました。今年の巣は不安定で小ぶりなため、ヒナたちは夜になると屋根のある自宅の玄関前に集まって眠っています。そして夜が明けると親鳥を含め8羽のツバメが家前を飛び回っています。9月半ばごろには南へ向け旅立つので、それまでは毎日楽しみが続きそうです。
実は今年の巣作りは二度目になります。一度目は巣がようやく完成したころ建物の管理会社の清掃で巣が撤去されてしまったのです。卵やヒナがいる巣を撤去することは鳥獣保護法で原則禁止になっています。まだ卵もなかった頃だったので仕方がないのですが、とても残念な気持ちになりました。その後も管理会社の定期清掃はありましたが、巣は撤去されず現在に至っています。おそらくその時には卵が確認できたのだと思います。フン害は迷惑ですが、元気に育ってもらいたいです。それにしても自然豊かなエリアで、夜はカエルの合唱で賑やかです。また先日は夜更けにフクロウも鳴いていました。