早い学年・コースでは先週末から、Google Classroomを利用した授業のオンライン配信を行っています。今週からは本格的に、グループクラス・個別指導を除いたすべての学年・コースで授業の配信が始まりました。今日で3日目となりましたが、すでに配信した授業の総数は40を超えました。
 個人的には、先週はこのシステムの枠組みの設定に煩わされました。ビデオ配信なら、YouTubeにパスワード付きでアップして配信する方法もあったのですが、誰が見ていて、誰が見ていないかを把握することができないのが最大のネックでした。今回利用しているアプリケーションは、学年・コースごとに、各生徒の課題の消化状況が手に取るように分かるようにできています。まさに「バーチャル教室」と言えるでしょう。この設定に時間がとられ、自身の授業の配信に十分な準備ができずに、「出遅れた」感が否めないのですが、これからは担当している学年、教科の授業が遅れることのないように、配信をしていきたいと思っています。
 生徒を前にして教えることはもう数十年の経験があるのですが、誰もいない教室でビデオカメラに向かって授業をするのはまだ違和感が残ります。ビデオを見ると、自分の残念な部分に気づかされたりして、やや意気消沈しているのも事実です。しかし、下を向いているわけにはいかないので、PowerPointなどのツールを活用して、もう少し配信する内容を工夫していけたらとも思っています。
 慣れないことを強いられる日々がもう少し続くようですが、他の先生方に刺激を受けながら、めげずに頑張っていきたいと思います。はやく「リアル教室」が再開してほしいものです。(榎原)