外出自粛の中、家族とのコミュニケーションが深まっているようです。
先日、お父さんと中学生らしい娘さん二人がジョギングをしている姿を目にしました。また広場では家族4人がバドミントンをしたり、キャッチボールをしたりと和やかな雰囲気が感じられました。

ある日のラジオ番組の中でリスナーさんの”嬉しいエピソード”が紹介されていました。
そのエピソードでは、仕事に出る前にお母さんが、休校中の中学生の息子さんに「炊飯器の中にある残りご飯をボウルに移して冷蔵庫に入れておいて」と頼んで出かけたそうです。普段家の手伝いなどしない中学生のお子さんのようで、心配しながら帰宅すると、ご飯はちゃんとボウルに移し冷蔵庫に入れてあったそうです。ところが、炊飯器をみると中にはお釜がそのまま。「お釜、水につけておいてくれればいいのに。」とお子さんに伝えると、「ご飯を移して冷蔵庫に入れておいたよ。それしか頼まれてないよ。」という返事。お母さんは少し腹がたったようですが、普段何もしてくれない息子さんが頼んでおいたことをしてくれたことが嬉しくて、「ありがとう。」と言ったそうです。
そのエピソードを読み終わったあと番組の男性が「お母さん、そこで一言言わないと! 頼まれなくてもご飯を移したあとのお釜は次にすぐ使えるように水につけておくとか洗っておくようにする。それが”先読み”。デキル人になるかそうでないかの違いです。」「『そこまでしてくれるとお母さんは助かるなあ。』と息子さんに話してあげてください。」と話していました。

学校休校中だからこそできる家族間のコミュニケーションを大切に。