小学生の将来なりたい職業として男の子は上位に野球選手、サッカー選手とスポーツ関連のものが挙がっているのを個人的には嬉しく思います。一方、女の子のなりたい職業の一位は看護師だそうです。男子と女子のなりたい職業で比べると、女子の上位にきているものは医師や獣医師、薬剤師と医療関連ものが圧倒的に多いのです。それに対して男子はユーチューバーやゲームプログラマーなどです。これらの点を考察をしてみると、小学生の段階で女子の方が男子よりも早い段階で社会性を身に付けているということが分かるのではないでしょうか。
女の子が「人のために何かをしてあげたい。」「社会の役に立ちたい。」といった社会に貢献することに自分の役割を見出し、それに憧れを持つというのは普遍的なものなのかもしれません。それに対して男の子の野球選手、サッカー選手、ゲームプログラマーなどはまさに自分自身のやりたいことであり、社会性が全く無いわけではありませんが、自己を満足させるための夢と言えそうです。ですが、これもまた普遍的であるのかもしれません。 将来何かになりたいと漠然とであっても思いを馳せることは人間の成長に大きな影響を与えるものであると思います。そこを入り口として多様な価値観などが培われていくはずです。たとえそれが現実的なものでないとしてもです。そんな事を考えていると無限の可能性を秘めている子供たちが何とも羨ましく思えてくるものです。