以前5年社会の記事を書きましたが、あれから約ひと月経ちました。授業は貴族の時代が終わり、武家社会の時代に入りました。昨年の大河ドラマで扱われた鎌倉時代の北条氏や現在放映中の江戸幕府を開いた徳川家康が登場します。子どもたちも興味のある戦国時代(安土桃山時代)は来週の授業で扱うこととなります。来年の大河ドラマは平安時代の紫式部を題材にしたものになるようです。現5年生が受験する時には平安時代までの中世史や各時代の文化を扱う出題、また歴史上で活躍した女性をテーマにした出題が目立ちそうです。既習範囲でも卑弥呼・推古天皇・持統天皇・光明皇后・紫式部・清少納言・北条政子などしっかりチェックしておきましょう。
さて、学習する生徒たちにとっての最大の問題は、”漢字指定”。中学入試の社会は、漢字指定の学校が9割。漢字指定のない学校は栄光学園や聖光学院などトップ校ですが、これらの学校の受験生は指定がなくとも漢字で書くのが当たり前になっています。中学入試の社会は漢字で書くことが基本です。受験生のみなさん、がんばりましょう。(青山)