9月21日(木)に開催された、東海大学付属相模高校・中学校の塾向けの説明会に参加してきました。私個人としては久しぶりの訪問です。
 会は校長先生の話から始まり、本校の最大の特徴といえる、中学→高校→大学の「10年一貫教育」についてのお話しがありました。高校3年生の80%が付属の東海大学への推薦合格を果たすとのことで、他の進学校にあるような早い段階での文理選択は行わず、教科の偏りをなくしているとのことでした。(文理のクラス分けは高3からとのことです。)また、行事などでは生徒の自主性を重んじているとのことで、実際、修学旅行では生徒が直接旅行業者と打ち合わせることもあるそうです。
 続いて教頭先生から高校の説明がありました。校長先生のお話と一部重複しますが、今春の大学入試状況は東海大学への進学の内部進学率が80% 他大学を含めた現役進学率93.3%だったとのことです。付属の東海大学への進学が「前提」のため受験対策を狙ったカリキュラムは組んではいないとのことで、余裕を持ったカリキュラムの中で東海大学との提携授業や全国の付属高校14校と競う学園オリンピック、ハワイにある東海大学の短期大学を利用して2ヶ月の中期留学、ニュージーランドへのホームステイで2ヶ月の留学などの生徒が見聞を広めるためのイベントが沢山用意されています。東海大学でやりたいことがあるなら高校生活を充実させることができそうです。その多雨会大学への進学ですが、3年間の総合成績、基礎学力定着度試験2・3年時、GTECのスコアによって決められるとのことでした。高校入試については、推薦・洗顔・併願の基準は昨年と同じ、一般は3教科入試と5名程度のグループ面接が課されます。
 副校長先生から中学の説明がありました。やはりここでもキーワードは「10年一貫教育」です。高校受験や大学受験の準備が不要となり、行事や部活動に時間が割けることが強調されていました。中1で錬成旅行 中2で校外学習(鎌倉) 中3で修学旅行(広島・大阪・京都)といったイベントの紹介の他、本校で早くから行なわれているiPadを効果的に使った学習の紹介などがありました。また付属校ならではの「中大連携」も行われているとのことで、大学入試でも人気の「海洋学部」や「工学部機械科」などとの連携授業が行われているそうです。中3卒業から高校入学までの期間を利用して、ハワイの東海インターナショナルカレッジに2週間の留学もできるとのこと。ちょっと羨ましいですね。(榎原)