小学部の新年度が始まって早くも2ヶ月半が経ちました。今年の中学受験コース5年生はほぼ全員が四科目受講生なので、一週間の流れの中で日々の学習を進めていくことはかなり大変なことだと思います。しかし、提出物の状況などを考えるととてもよく頑張ってくれているように感じます。
私が担当している算数ですが、入試のことを考えてもとても重要な単元を扱っています。食塩水の濃度、売買損益、平面図形の面積や回転移動、立体図形の体積や表面積など、どれをとっても手を抜くことのできないものばかりです。図をしっかり描くこと、過程の式をきちんと書いて落ち着いて計算することなどを含むノートの執り方、問題を解くためのプロセスの大切さをしっかり伝えていますが、今年の5年生達はそれをかなり忠実に守ってくれています。このようなことを真摯に受けとめて実行してくれれば必ず実力が伴ってくるはずです。
第1回公開組分けテストの算数では正直なところ、実力通りの結果が得られませんでした。時間配分ができていなかったり、場に慣れておらず力が出し切れなかったり、ケアレスミスを頻発してしまったりしていたようです。その経験や今頑張っていることが次のテストでは結果に繋がってくれるものと思います。次回の公開組分けテストはゴールデンウィーク開けです。私の立場として、学習法のアドバイスはもちろんのこと、モチベーションを保てたり、目的意識をしっかり持たせながら継続的な努力に繋がるよう指導していきたいと考えています。(二宮)