先週の木曜日、四谷大塚主催の加盟塾研修会が3年ぶりに開催されたので参加してきました。3年ぶりの開催というのはもちろん新型コロナウイルスパンデミックにより開催が困難になっていたからですが、それまでは2ヶ月に一回の割合で研修会が行われていました。ここでは、その年の入試動向や全国統一小学生テストの開催について、改定されるテキストのこと、お預かりしている児童、生徒に対する教育のヒントなど、様々なテーマについて話を伺う会となっています。
今回は、今春の入試概況と四谷大塚グループの入試結果が主だったものでした。小学6年生の児童数は年々減少傾向にありますが、2023年時点での首都圏の小6児童数は294,574名、その中での受験者総数は54,700名となり、受験率はなんと18.6%(いずれの数値も四谷大塚調べ)と、過去最高値になったというものでした。この数値が意味するものはいろいろと考えられますが、もう少しデータを手に入れ、考えてみて、4月に開催予定の親と子の私立中学受験講座第Ⅰ部でお話できればと思っています。
更に、入試トピックなどもお伝えしたいと思っています。今春の入試が始まってすぐのこと、早速、横浜雙葉中学で動きがありました。2024年度より一般入試の一部を変更するそうです。従来、2月1日午前に実施していた2月入試を、2月1日・2日の複数回入試に変更するというものです。2月1日は、募集人数60名、試験は国語・算数・理科・社会の4教科。2月2日は募集人数30名、試験は国語・算数・理科・社会の4教科で行います。また、2月入試の面接を2024年度より取りやめるということです。
このような動きなどもありますから、その時点でキャッチした情報も合わせてお伝えできればと思います。会の詳細は近くなりましたら、紙面やホームページを通じてご案内させていただきます。(二宮)