中学3年生の後期中間テストが始まりました。この時期は生徒たちが連日早くから教室に来て自習をしている姿を目にします。生徒たちは学習意欲も高まり実質最後の定期テストに向けて、猛勉強をしています。
今年の某中学校の社会のテスト範囲は、教科書で100ページ以上に及びます。昨年は前期の期末テストで初めて公民分野が出題されたのですが、今年は今回の後期中間テストで初めて出題されるため、現代のくらしから日本国憲法、人権の歴史、選挙、国会・内閣・裁判所など国の政治がすべて試験範囲となりました。そのため急遽学校で配付された6種類のプリント。内容をみると、間違いが数か所あったので、学校の先生に確認するよう生徒たちに伝えました。慌てて作成されたようですが、必死に覚えている生徒が可哀そうになりました。しかし、学校の授業はどうにかならないものなのだろうか! 地理・歴史に時間がかかりすぎて、公民分野に入るのが9月。授業科目を変更し、社会が1日2時間連続になるような駆け込みの授業。別の中学校では、今回のテストでまだ歴史分野が残っているため、公民分野は人権まで。国政についてはこの後の学習になるので、定期テストでその定着をみないまま、入試を迎えることとなります。SHOSHINの授業では地方公共団体の政治も終わり経済分野の学習まで進んでいますから、定期テストが終わり次第、未習部分の学習に入り冬休み前までに教科書内容を終えます。(青山)