現中学2年生が受検をする令和5年(令和6年度入試)から、公立高校の選抜方式が一部変更となります。

先日、県の教育委員会の発表した「入学者選抜方式の改善方針」では、これまで一律に行ってきた面接(比率2割)を廃止。特色検査は、実技検査、自己表現検査、面接とすることとなりました。
 また、入学者選抜の第2次選考(募集人員の10%)において、中学3年生の内申の観点別評価(A、B、C)の内「主体的に学習に取り組む態度」を数値に換算して選考に活用するとしています。具体的には、Aが3、Bが2、Cが1とするようです。さらに3教科の範囲で1以上2以下の係数を乗じて、重点化した数値とすることができるとしています。これによりすべて評価がAとした場合、3×9教科=27点から最大(3×6教科=18、3×3教科×2=18)36点となります。

従来の入試:内申:面接の比率(例4:4:2,5:3:2など)は、各高校で決めるとしており来年度早々には発表があると思われます。特色検査を実施しない学校では、入試:内申が6:4や7:3といった比率になることも考えられます。いずれにしても、現中学2年生からはこれまで以上に内申点の取り方が重要になります。(青山)