中学3年生は、入試に資料となる内申点が出そろいました。多くの生徒が内申点をUPさせてくれたようで、ホッとしています。中学校での面談を前にした、各ご家庭との面談も今週中にほぼ終わることになりそうです。内申点が上がり、考えていた学校よりもワンランク上の学校を受験できるようになった生徒も少なくないようです。
授業の方は先週から土曜日にも「入試対策特別講座」が入り、日曜日を除いた週6日体制で、入試まで実力UPを図っていきます。私が担当する理科では、火曜日の授業は従来のテキストを使用して未習範囲を進めますが、それ以外の枠では、実際に入試問題を編集したテキストを使用しています。現行の理科の入試問題は、大問8問のうち、前半4問が各分野の雑問形式、後半4問が各分野から実験・観察を主題とした少し掘り下げた問題が出題されています。入試対策特別講座前半は、この前半4問の雑問形式の問題での得点力UPを目指します。つまり、中学3学年の内容の総復習といってもよいような内容となります。単に問題の解答を伝えるだけでなく、そこから派生するいろいろなことを織り込んで、知識に厚みと有機的なつながりを持たせたいと思っています。(榎原)