夏休みといえば、スタンプカードを首からぶら下げて毎朝小学校のグランドで行われるラジオ体操に出かけていた思い出があります。毎朝100人を超える子供たちが集まっていたと思います。もっとも、ラジオ体操にかこつけて、2日に1回は1時間ほど早く家を出て、近所の林まで虫取りに行っていましたし、ラジオ体操が終わってからは、そのまま小学校のグランドでゴムボールで野球をするのが楽しみでした。最終日にはスタンプカードと文房具を交換してもらえたような気がします。年によってはアイスももらえたような…。
先日、Plusを担当する時間があったので、生徒に聞いてみたところ、スタンプカードはちゃんと今もあるそうで、懐かしく思いました。ただ、ラジオ体操は近所の神社などで小規模に行われているそうです。地域によって異なるようで、今思えば我が家の息子たちが小学生の頃はラジオ体操はなかったと思います。確かに会場の近くにお住まいの方にとっては、毎朝の「騒音」は耐えがたいものもあるでしょうから、私が小学生だった頃のような規模の大きいものはなかなか開催は難しいのかもしれません。今思えば、毎朝の世話役の方もさぞかし大変だったことでしょう。
何十年もたっていますが、未だに私にとっては夏の風物詩として思い出されます。今の子供たちにも何かそういったことを経験してほしいと思います。(榎原)