過去の記事で、2021年度(令和3年度)から変更になる英語の指導内容をお伝えしましたが、先日藤沢市の採択する教科書が決定しました。教科書は4年ごとに採択が決定されるのでこれまで2011年、2015年と採択の見直しが行われてきました。2019年については2021年の学習指導要領の変更もあり見直しをせず現行の教科書を採択してきました。
藤沢市が採択する主要5教科の教科書を見ますと、国語は光村図書、英語は三省堂(New Crown)、理科は大日本図書の採択でこれまでと変更はありません。数学は教育出版から東京書籍に変更になります。社会科は地理分野は帝国書院で変更はありませんが、歴史分野と公民分野はこれまでの育鵬社から東京書籍に変更になります。社会科の育鵬社版からの変更は、ニュース記事にも取り上げられました。育鵬社版の教科書では、戦争や憲法について議論がなされてきた経緯があり来年度の採択が注目されていました。
なお、藤沢市と同様に育鵬社を採択してきた横浜市の採択は8月4日に決定するようです。