公立高校の入試結果の発表も終わり、塾では全ての学年で新学年としての授業が始まりました。学校の休校という異常な事態の中でのスタートとなりましたが、各生徒の学習意欲は高いような気がします。学校が休みであるからこそ集中力が高まるというのは何だか皮肉のような気もしますが、そんな彼らの意向に沿うよういつもよりも宿題を増やしたりもしています。
通常の祝祭日や創立記念日などの単発の休みにおける彼らの意識と今回の休みについては大いに違う点は生徒個々にどこか不安の影が見え隠れしている点です。いつ通常の生活に戻れるのか、家族が感染しないかなど幼いながらに心を砕いてるような気配を感じることができます。
この状態が続いていくと思うと我々大人としても不安を募らせていってしまいます。だからこそ子ども達にはそんな不安を蓄積させないように、気づかっていく必要があるのではないでしょうか。我々スタッフもそんな気持ちで子ども達に接していきたいと思います。 吉川