今年度の冬休み講習会もあっという間に終わり、中学入試、高校入試も目前に迫ってきたといった感じがしています。
今年は既に数名の生徒が一月受験を経験したり、間もなく女子校を中心に受験校の面接に行って来るなど、今まで以上に緊張感のある生徒が増えてきました。一方で、このような経験が訪れない一部の男子生徒の中には、緊張感、危機感が希薄で、休み時間も大声を出してふざけ合っているので、その都度注意しているというお粗末な面も同居しています。
この時期、落ち着いて過ごすことのできない受験生など考えられません。間もなく、自分の人生を決めると言っても過言でない入試に向かうに当たり、浮かれているようでは先が思いやられます。学習面のサポートに止まらず、精神面のケアもしっかりしていきたいと考えています。
今年度は、多くの受験生がインフルエンザに罹患してしまいました。時期を考えますとよかったと捉えるのがよいのでしょうが、まだまだ気は抜けません。体調面も含めて、最終の追い込みに何を行うのか、どのような気持ちでこの時期を過ごすのか、個々がしっかり考え、行動していってもらいたいと思います。受験生達が万全の体調で入試を迎えられるよう、私たちも含め関係者全員が最大限の努力をしていかなければいけません。(二宮)