今週は中学3年生の父母面談を実施しています。この時期の面談では主に私立高校受験について学校の選定をしなければなりません。これは神奈川県内の私立学校の多くが「確約(打診)制度」を取り入れているためです。この制度では私立学校が独自の成績基準を設け、その基準をクリアすれば原則合格を保証するというものです。ただし、この仕組みは複数の学校に対して利用できないため、受験生側はどこか1校に絞って中学校側に伝えることになります。なお各私立学校で設けている基準等については一般には公表されることがないので、SHOSHINでは面談を通して個別に対応させていただきます。
また、県内56校ある私立学校のうち42校では公立高校の入試発表日まで、またはそれ以降に手続き期限を設けています。これによって公立高校を第一志望に考えている生徒は、併願する私立学校に支払う費用負担がなくなります。ただし、中には延納措置をとっていない学校(5校)や一部延納措置をとっている学校(9校)があります。一部延納を取り入れている主な学校と金額は次の通りです。東海大相模(140,000円) 平塚学園(130,000円) 鎌倉学園(100,000円) 日大藤沢(80,000円)
来春、2020年度(令和2年度)入試では、一部の公立高校で定員の削減があります。近隣の学校では七里ガ浜 藤沢西 湘南台 藤沢清流 茅ヶ崎西浜 寒川 横浜緑園 綾瀬 座間総合などで1クラス減になります。また横浜サイエンスフロンティア(YSFH)は中学からの内進生がいるため2クラス減になります。