2月14日に行われた公立高校入試の英語について、問題分析をしていく。

問題構成・配点等
問1 リスニング     7問 各3点 計21点
問2  内容理解・単語補充 3問 各2点 計 6点
問3 文法・単語補充   4問 各3点 計12点
問4 語順整序(並べ替え) 4問 各4点 計16点
問5 英作文        1問  5点 計 5点
問6 読解         3問 各5点 計15点
問7 資料を用いた読解   2問 各5点 計10点
問8 対話文読解      3問 各5点 計15点

問題構成や配点については変化はなし。これまで模試や授業内の演習で扱ってきた見慣れた構成であった。
問1リスニングは約10分間(9分31秒の放送時間)。40分間で残りの問題を解くことになる。
問2は高い語彙力が求められるが、残りの選択肢に惑わせるような内容がないので、正解は導きやすい。
   ア developed イ statue ウ proud
問3はアは分詞の後置修飾 疑問文の主語にあたるall the studentsをtaking(part in~) が後ろから現在分詞が説明している。
   「バスケットボールの試合に参加しているすべての生徒たちは~」
   イは会話表現。もう一杯お茶をいかがですか? another cup of teaの表現
   ウは前置詞。across the street 通りを渡って
   エはlook+形容詞。 The soccer game looks exciting.
問4アは間接疑問文。 Can you tell me what I need to do ~
  イは名詞+SV。  One of the places tourists should visit is~
  ウは接続詞thatと主語に用いた動名詞。Do you think learning foreign languages is important~
   エはmake+A+形容詞。 Is there anything se can do to make our city cleaner?
問5は間接疑問文、Do you know how it works?   空欄に続くYes, I do.  By using many cameras~の部分から正解を導く。
問6~問8の読解は、500~700語ほどの英文の読み取り。図、グラフや資料と英文の対応部分をしかり把握する必要がある。

全体として昨年度より易しくなった印象を持つが、英語が得意な生徒とそうでない生徒では大きな差が生じるだろう。これまでは大きな変化もなく解きなれた問題構成であったが、次年度から教科書が改訂されるので入試問題の出題構成も変わることが予想される。(青山)