現在、中学受験コース5年生の授業では「比」を中心に学習しています。比は後期で使う下巻テキストの内容を先取りで夏休み講習会中に学習しましたが、それを受けて現在に至っています。それなりに理解はできているようですが、ただ比と言っても扱われる内容は幅広く、それこそすべての単元に比を結びつけることができるといってもよいくらいですから、比を理解する重要性は言うまでもありません。
9月に入って予習シリーズを使って「比の利用」から始まり、「平面図形と比」、「速さと比」、そして、「水深の変化と比」、「濃さと比」へと続きます。その間にも、つるかめ算や旅人算の応用で比を扱った演習を行いました。今後、相当算、倍数算、仕事算、通過算、流水算、時計算などの特殊算に比を絡めた問題演習を行う予定でいます。
この比の扱いをどう自分のものにしていけるかが今後の算数の成績に影響します。5年生の皆さんは、まだ時間がありますので、粘り強く、一つ一つ丁寧に学習していっていただきたいと思います。(二宮)
[※もちろん、6年生の皆さんも今からでも間に合います!]