夏休み講習会が始まって早くも今日でⅠ期が終了します。ここまでどの学年も順調にカリキュラムを消化できています。私が担当している算数、数学ではこの夏休みの期間を利用して合格していない小テスト類や未提出分のホームワークなどに着手してもらうように声掛けをしている所です。この取り組みを行うことにより基礎力の定着になり、学校のテストでも高得点に繋がりますので、自分のためにしっかり取り組んでもらいたいと思います。
6年受験生の授業では相変わらず基本問題の解法に徹してもらっています。本番の入試のことを考えても最難関校を除いては、基本問題だけを押さえるだけでも6割ほどの得点率が期待できます。これは各学校の合格者平均より少し足りない数字ですが、それ以外での問題でも多少の得点の上乗せは十分に期待できる訳ですから、この部分を疎かにすることはできません。また、難しすぎる問題ばかりに取り組んでいても解くことができず、集中力が保てませんし、問題に向き合っていてもポジティブな気持ちになれないことが多いと思います。自分一人で問題を解き進めてたり、苦手単元を克服しようとするのであれば、あまり難しい問題よりは基本問題の中でも少し自信のない問題を一つ一つ潰していくのがよいと思います。例えば、予習シリーズ6年上巻で言えば、どの単元でも☆1つの問題がスラスラ解けることを目標にするなどがよいと思います。
まだ、夏休み講習会は始まったばかりですが、相変わらず体調に気をつけて頑張ってもらえるようバックアップしていきたいと思います。(二宮)