東海大相模高等学校中等部の学校説明会に参加してきました。学校は小田急小田原線の小田急相模原駅から徒歩で8分ほどの所にあります。中央林間駅からの自転車利用による通学も可能だそうです。平坦な道しか通らないのでとても通学しやすい環境にあるのは大きなメリットです。
 東海大相模の中等部の生徒は付属高校にほぼ100%進学し、そのうち80%弱が東海大学へ進学しています。東海大学は23学部62学科専攻・課程がある総合大学です。東海大学にはない一般的な学部は歯学部、薬学部、獣医学部だけと言われています。海洋学部や観光学部、工学部航空宇宙学科などユニークな学部・学科があったり、医学部に20名進学していることなどを考えると付属校のメリットは十分にあるといえるでしょう。
 デメリットとしては、中高大10年一貫教育を謳っている学校ですから、他大学進学に向けての教育はほとんど為されていないのが実状です。将来、他大学を視野に入れている場合は他の進学校を選択した方がよいと思われます。
 2025年度の中学入試に関しては、入試日程は昨年度同様、A入試が2月1日午前(男女90名)、B入試が2月3日午前(男女20名)、C入試が2月4日午前(男女10名)です。入試科目に関しては、A入試が国算・国算理社、B入試は国算・国理社・算理社、C日程は国算です。また、受験生による5人1組のグループ面接があります。1組15分ほどの面接だそうですが、合否には影響のないものだそうです。今春の入試結果を見ても、東海大相模を上位にお考えの方は絶対に2月1日に受験すべきです。日程が後になればなるほど実倍率は上がっており、偏差値以上に合格しづらい学校です。
 6月15日、9月14日にオープンキャンパスが、10月12日、11月17日、12月14日に学校説明会が予定されています。学校の様子を知りたい方は直接学校に問い合わせれば、学校見学も可能とのことです。学校のホームページからご確認ください。(二宮)