昨日の中学受験コース6年生の授業は、文章題②という単元を行いました。ここでは、相当算や消去算、濃度の問題などを扱う総合問題でした。四谷大塚の通常カリキュラムより進んでいることもあり、昨日は普段の授業では扱わない「基本のチェック」を使って、皆の基礎力を確認しながら授業を行うことにしました。一人一人ノートを提出してもらいながら細かく解き方などを確認していきましたが、私が思っていたより苦戦している児童もおり、急遽、解き方を記したメモを作成し、解き方がわからない児童はそのメモを参考に再び自力で解き進めていくということを繰り返していきました。早く解き終わった児童は、次の「基本問題」に進んでもらいましたが、このようにしてみると、「今の時期、これくらいは解けるだろう」と思っている問題でもつまづいていることもあるので、担当としてしっかり見極め、的確な指導を行っていかなければいけないと感じさせられました。
計算問題集の方は、質問室の参加者も徐々に増えてきており、更に今年は計算演習講座を開いていることで、そこに参加してくれている児童の頑張りも見られ、着実に合格枚数を増やしてくれています。
間もなく6年上巻が終わりそうな児童が数名いるので、今年もいよいよ「○○中学の算数」の作成が始まることになります。その作業の大変さは自分が一番理解しているだけに少々びびっていますが、今年もしっかりその責務を果たせるよう頑張りたいと思っているところです。(二宮)