先週の日曜日に今年度第1回目の合不合判定テストが行われました。多くの受験生が受ける四谷大塚主催の模擬テストです。年に6回あり志望校の選定資料として扱うものです。次回は7月10日に実施されます。
さて、社会科の問題を眺めてみると、大問構成は5題。歴史2題、地理2題、政治1題でしたが、全体をみると地理の設問が若干解きにくかった受験生がいたように思います。地理では百万都市のある都道府県がテーマでした。
東京・横浜・大阪・名古屋・札幌・福岡・川崎・神戸・京都・さいたま・広島・仙台(東京を除き、ここまでが百万都市であり且つ政令指定都市)、
百万人の下回る政令都市は9つ、千葉・北九州・堺・新潟・浜松・熊本・相模原・岡山・静岡です。よって千葉県・新潟県・静岡県・岡山県・熊本県には百万都市がありません。また、人口増減では増えたと都道府県をしっかり理解しておくことが大切です。増えた都県は東京・沖縄・埼玉・神奈川・愛知・滋賀・千葉の7つです。
食料をテーマにした設問では、”ブランド”化の正答率が低いように思います。また写真から読み解く「郷土料理」の問題が難しかったように思います。写真は秋田県の郷土料理「きりたんぽ鍋」です。香川の讃岐うどん、仙台の牛タン、山梨のほうとう、沖縄のゴーヤチャンプルーやソーキそばなど。ちなみに神奈川はけんちん汁(鎌倉の建長寺で作られたことから由来)各地の郷土料理を題材にした出題も視野に入れておくとよいでしょう。
まずはテストの見直しをして、わからない問題があれば質問にきてください。(青山)