もともと出不精で外に出かける事の少ない私ですが、コロナ禍にあって益々その傾向に拍車が掛かってきているようです。そんな私も久々に近所の家電量販店に数年ぶりに足を運びました。十数年愛用してきた電子辞書の液晶が遂に何も映さなくなり、充電しても、軽くたたいても、冷やしても全く反応を示さなくなってしまいました。それなりに愛着もあったので修理することも頭をよぎりましたが、十数年前と今とでは情報も異なっている部分もあろうと、新規購入をすることにしました。
量販店の入り口で案内を請い目的の三階でそのコーナーを発見しました。そこで私が衝撃を受けたのはその金額の高さです。大学生用、高校生用、中学生用とその対象はまちまちでしたが、高学年になるほどその金額の多寡は上がります。もちろん内蔵されている辞書やコンテンツの量によって値段は違うようですが、私が必要とする情報を包含しているものはその中でも群を抜いて値の張るものでした。暫く悩みましたが背に腹は代えられぬと清水の舞台から飛び降りる思い出購入しました。
来たときには気が付かなっかのですが、帰りに量販店の入り口でイベントのようなものが催されているのに気付き、のぞいてみると、電動アシスト付き自転車の展示販売がされていました。前から電動アシスト付き自転車に興味を持っていたので本格的に展示品を見てみるとその日二度目の衝撃が私を襲いました。先ほど購入した電子辞書の値段で目の前の電動アシスト付き自転車が買えるではありませんか。
果たして私の選択は正しかったのか、一週間程経ちましたが、未だに結論は出ていません。出不精を克服する良い機会を逸してしまったのかもしれません。(吉川)