夏休みも終わり、今週からは学校も始まりました。緊急事態宣言のまっただ中で学校もどうなることか予想は出来ませんが、中学生たちは期末テストに向けて取り組んでくれています。中学3年生たちは楽しみにしていたはずの修学旅行が延期だったり、中止になったりと昨年の中学3年生よりも割を食っているようで気の毒でなりません。
昨年の今頃は「来年にはマスクを外して大手を振って外出が出来る。日常が戻って来る。」と思って過ごしていましたが、現実は厳しいものです。人格形成期である貴重な青春時代を取り巻く環境が制約的であることは、既に人生の下り坂を迎えている私などから見れば不憫でなりません。
願わくば、等し並みの日常を年内には取り戻して欲しいところです。そうであれば修学旅行も体育祭も文化祭も再開できるかもしれません。その瞬間にしか味わえない情緒や感動は心の奥行きが広がる多感な青春期にこそ体得されるものであると思います。時間の経過に頼らずに早急に日常の回復を願いたいところです。 (吉川)