SHOSHINでは、少人数制を敷いた集団授業を行っています。実際、今年度は中3の国理社クラスを除くどの学年も一クラス10人以下で授業を行っているので、生徒一人一人の様子がとてもわかります。私の授業では、説明している内容を確認するため、授業の一体感を出すため、集中力や緊張感を持続させるため等の理由で指名しながら授業を進めることも多いのですが、その際、授業中の生徒の反応や様子をみながら、気をつけて指名しているつもりです。このように、相当生徒達に気を配りながら授業を行っていますが、見ているのはどうやら私だけでなく生徒達も同様のようです。
私のようなおじさん先生に全く興味のない生徒は多いでしょうが、それでも「髪切ったでしょう」とか「そのセーターよく着ているね」とか外見で判断されることは日常茶飯事です。「その靴下初めて見た」まで指摘されると「マジか!」と驚かされることもあります。生徒の前ではいつもと変わらず元気で授業しようと心掛けていますが、「先生、今日疲れているでしょう!」とか「今日機嫌悪い?」など見抜かれてしまうようなことがあると本当に申し訳ない気持ちでいます。
先日、自習しに来ていた6年生の女子生徒から「先生、柔軟剤変えた?」と言われたときには衝撃を受けました。自分で洗濯はしていないし、家内にも確認はしていないので真実はわかりませんが、私の嗅覚的にはおそらくそのようなことはないのではないかと思っています。それにしても匂いまでとは・・・。恐ろしい。鼻毛一本でも飛び出ていようものなら何を言われるか分かりません。今まで以上に外面、内面ともに気をつけて生徒達に接していきたいと感じさせられた一瞬でした。(二宮)