日本理化学研究所と富士通とが開発したスーパーコンピューター「富岳」が、性能世界一となりました。こんなご時世に明るい話題でほっとします。しかも、このコンピューターは実用性重視で開発されていて、新型コロナウィスルのワクチンや特効薬開発、感染防止のシミュレーションなどにすでに活躍中とのこと。
スーパーコンピューターの開発といえば、事業仕分けの時の某議員発言「世界一になる理由はあるんでしょうか?2位じゃダメなんでしょうか」などという発言を思い出しますが、世界一という言葉の響きはなんともいえないものがありますし、何より、今の日本がこの話題で少し明るくなったことは確かでしょう。
開発者の話では、米中で繰り広げられている性能競争に挑んだ結果ではなく、使いやすさを求めた結果がこのようになったとのことでしたが、何はともあれ、元気づけられたニュースでした。(榎原)