公立高校では定員に満たなかった場合に、二次募集を行います。今年度は全日制普通科で14校486人の募集がありました。近隣の学校では、寒川・綾瀬・綾瀬西などです。ただし、この二次募集の志願者資格は、国公立・私立を含めどこの高校にも合格になっていない者とあります。
進路指導の段階で、①私立推薦または専願、②公立第1志望と私立併願に大きく分かれます。公立の二次募集を狙って私立を併願しないという選択肢はほぼないと考えてよいでしょう。また近隣の高校に二次募集があるかどうかも不明なので避けるべきです。
さて、来年の入試はどうなるでしょうか。
今年は4年ぶりの教科書改訂の年。学習単元の順序が変わる教科や構成の変わる教科もあります。今回の改訂ではどの教科もデジタルコンテンツが豊富で、QRコードの読み取りで最大限活用できるようになっています。タブレットやスマートフォンを利用する機会がこれまで以上に増えてきます。
また英語では小学校の教科書からの連携が特徴で、中1英語では小学英語で習う700語前後の英単語の意味が理解できることを前提にスタートしています。4技能のうち「聞く」と「話す」に力を入れた構成になってるのも特徴です。
このようなことから、入学試験の見直しも十分に考えれます。この動向がきになります。(青山)