2月1日から始まった2025年度私立中学入試も終盤に差しかかっています。皆の頑張りもあり、2月2日までに全員が合格をいただき、進学できる学校を手にしてくれました。それでもまだ受験機会を残している児童もおり、明日のテストに向けて本日も頑張って自習室に来て勉強してくれています。
そういうことで、まだ全てが終わった訳ではありませんので、総括という形でコメントはできませんが、例年に比べると2月2日以降の受験結果がかなり厳しい印象を受けています。もちろん、日程が後ろになればなるほど厳しくなるのは承知していましたが、今回は更に厳しいと感じています。
これを受けて、来年度以降は2月1日に確実に合格を手にするためのより安全な学校の受験を考えていく傾向が強くなっていくかもしれません。
また、数校分の算数の問題しかチェックしていませんが、最近の傾向通り、思考力を問う問題が全体的に増えています。手を動かしてパターンを見つけていくなどの作業も目に付きました。このような処理能力は日頃から練習しておかないと身に付かないものです。問題慣れをしていないと限られた時間の中で正解に辿り着くのが難儀なものといえます。
全体の入試結果は暫くしましたら、教室のホームページを通じてお伝えしたいと思います。また、入試分析や今回の首都圏レベルでの入試概況などは5月6日に予定されている「親と子の私立中学受験講座第Ⅰ部」で詳しくお伝えしたいと思います。(二宮)