先週までで受験組の父母面談を無事に終えることができました。ご協力ありがとうございました。一部流動的な部分は残されていますが、これで併願校を含む受験校が決まり、受験生の皆さんは残された日々を各自の目標に向けて全力で駆け抜けていくだけとなりました。
 中学3年生は半分大人なので、ある程度自分をコントロールすることができると思いますが、小学6年生はそうはいきません。まだまだ幼く、親が全面的にバックアップしていかなければならない場面がほとんどです。そのような状況なので、これから入試が終了するまでの期間は今まで以上にご家庭の方々の平常心の維持が問われる時期となります。
 小学6年生のお子さんですと人生の経験は浅く、今まで親に大切に守られてきたので大きな挫折を味わったことはほとんどなかったことでしょうし、基本的に良いようにしか考えない年頃です。しかし、中学受験を準備していく中で、今まで通りにはいかないことは少しずつ理解できてきたでしょうし、思うような結果が得られなかったこともたくさん経験してきたことと思います。本番の入試となると、更に平常心を保つことは難しく、子ども達のメンタルは厳しい状況となりがちです。思いもよらない結果を突きつけられ、それでも次の受験会場に足を運ばなければいけないような場面も出てくるかもしれません。
 そんなとき、ご家庭の方が落ち着いていなければ正しい判断もできなければ、受験生の不安を増長させてしまう可能性もあります。ここから先は子ども達のメンタル維持も大事ですが、特に親御さんのメンタル維持がとても大切となります。仕事のこと、家事のこと、受験生以外の子育てのこと、毎日の送迎やお弁当作りと本当にあれこれこなしながらの受験生のバックアップは本当に頭の下がる思いです。ですが、これからが本当に大切な時期となります。残りの50日余り、私達も全力を尽くしますので、何かご相談やご不安ごと(愚痴などでも結構です)などありましたら、遠慮なさらずご連絡いただきたいと思います。一緒に乗り切っていきましょう。(二宮)