今日から10月に入りました。県内の私立中学受験まで残すところ4ヶ月となりました。昨日の授業では合不合判定テスト対策として問題演習を行いましたが、全体的に取りこぼす問題が減ってきたことは入試に向けて好材料と感じることができました。それでも、得点率としてはもっと上げていかなければいけません。そのためにはわかっているけれどもあと少しで完璧になりそうな問題を固めにいくことが大事です。そして、それと平行して、そろそろ受験校の過去問題を使って、相手を知るという勉強にも切り替えていかなければいけない時期となりました。学校ごとに特徴のある問題に触れることにより、各学校が求めるものをしっかり掴みながら対策を立てていかなければなりません。
そのためにはどこで時間を作るかということになりますが、やはり、時間を捻出しやすい土曜日と日曜の時間の使い方の工夫がポイントとなります。本番さながらに時間を計って問題を解き、採点後はできたところ、そうでなかったところを確認して、部分的に見直さなければいけませんから、それなりに時間がないとできないことです。ところで、「部分的に」と表現したのは入試では満点を取らなければ合格できないという訳ではないからです。入試なのでかなり難しい問題も含まれています。皆が落としそうな難問は後回しにし、絶対に取り切らなければいけないような問題の見直しをしていくべきです。このあたりは授業内でもアドバイスしていきますが、時間が少なくなってきた中で、いかに的を射た効率の良い勉強をしていけるかということは今後大きな差となります。オリジナルの得点表などを作って得点結果などを報告していただけるとアドバイスもしやすいし、的確な指導もできると思います。今後、父母面談もありますが、何かご相談がありましたらタイムリーなところで何なりとおっしゃっていただきたいと思います。(二宮)