14日に行われた高校入試問題から英語と社会をみてみましょう。
まず英語ですが例年通りの出題形式でした。リスニングで一部昨年度とは違う形式が出題されましたが、大きな影響はないでしょう。その他、問5の英作文以外はすべてマークシート形式の出題で、これも変化はありません。長文についてもこれまで授業で扱ってきた問題形式でした。生徒たちは十分に演習を繰り返してきましたので、しっかり得点できたことでしょう。全体として昨年度と比べ得点しやすくなったように感じます。来年に向けて、やはり配点の高い長文の読解がポイントになります。

次に社会ですが、出題形式については昨年同様全問マークシート形式の出題でした。そのため正誤問題では選択肢の数が増えました。今年度は全体的にレベルが上がり平均点も大きく下がるように感じます。その要因として資料を読み取る問題や紛らわしい選択肢が増えたことが挙げられます。日付変更線に関わる問題、雨温図ではなく気候帯を説明した文章から答えを導き出す問題、社会保障に関する問題、「沖縄」をテーマにした融合問題など多岐にわたり複雑化した出題でした。歴史では語句の意味だけでなく、時代背景を把握しておくことが大切です。分野としては公民分野が難化しています。

社会は、今年の受験生までが旧版の教科書(中1入学時に地理歴史を配付されているため、新学習要領になっても旧版の教科書を使用)からの出題でした。現2年生からは新課程の教科書になりますから、社会については来年度から歴史分野で出題範囲が大きく変わります。従来扱っていない「世界の歴史」が新しく出題されます。古代文明、ヨーロッパ社会、市民革命などをしっかり押さえておきたいですね。(青山)