近隣中学の前期期末テストが無事終了し、ホッと一息付きたいところですが、中学3年生にとってはそんな悠長なことは言っていられません。11月中旬には後期中間テストが控えており、それが私立高校の専願・併願確約の資料となります。さらに公立高校受検生にとっては神奈川方式の大事な資料にもなりますので、このような意味合いで次のアクションを起こしていかなければいけません。
 昨日の数学の授業内ではこのあたりの話を中心に、これからの2か月間の過ごし方や計画性のある学習の大切さを伝えました。その上で、数学科としては9月を計算テスト直しやホームワーク、単元確認テスト等の合格状況の改善を含む課題類の取り組みの強化月間と位置づけることにしました。生徒の皆さんには確固たる信念を持って取り組むようにお願いしたので、各自の積極的な行動に期待したいと思います。。
 中3数学の授業では昨日から「相似な図形」に入りました。進められるところまで進めていき、後期中間テストでは2次関数が中心となるので、早めにテスト対策に入りたいと考えています。このテストが終了したら、相似な図形の積み残し分と最後の単元である「三平方の定理」を12月までに終了させ、冬休み講習会以降の2ヶ月をかけて入試対策を行う予定でカリキュラムを組んでいます。
 今年度の中3生の数学の力は悪くはないのですが、もう一ランク上の力を付けないと入試では苦戦することが予想されます。この点も踏まえて、担当としてしっかり指導していかなければいけないと感じており、この強化月間を通して中3生にはよい弾みをつけさせたいと思っています。(二宮)