国語を指導していると色々な文章に向き合います。もちろん教えることと単純に文章を読んで内容を理解することは違います。ただ読み物としても面白いと思えるものも少なくありません。その性質上今まで興味の無かった天体であるとか地理であるとか気象であるとか私の中では距離を取ってき諸々の事象について先人たちが平易な文で説明してくれる内容はとても好感が持てますし理解が進みます。
 大人になって子ども向けの本を真剣に読む機会を持つことは非常にためになることだと思います。絵本や教科書、学習教材など何でも構いません。子どものときには理解や発見できなかったことが大人の今なら気付けるかもしれません。
 また、そこから新しい価値観や目標が生まれるかもしれません。日常は日常としてこれからも間違いなく続いていきますが、その中に新しい視点を設けることで新しい日常が生まれてくるかもしれません。     (吉川)