今週から「前期中間テスト対策勉強会」を行っていきます。通常の授業時間枠はもとより、土曜日曜を含め講師の空き時間を有効活用して補習時間を増やしています。今年度は早い学校では5月末、ほとんどの学校が6月半ばまでにテストが終了しますので、約1か月間のスケジュールで勉強会を開きます。すでに案内を配付しておりますので、詳細はそちらをご覧ください。
さて、タイトルにも書いたように、中学校の社会の進捗状況が深刻です。現中3生までは旧版の教科書で学習しています。現中2生以下は新版の教科書です。生徒たちに学校の進捗を聞くと、中3生は歴史分野、安土桃山時代から江戸時代、明治時代の日清・日露戦争あたりのようです。中3生はこのあと公民分野が残っていますから、このままで進めていくと大変なことになるのは明白です。従来の歴史範囲でいくと、次回のテストで大正時代~終戦、その次のテストで戦後~現代ということになり、中3生で考えると11月の後期中間テストで歴史と若干の公民分野という範囲になりそうです。
中2生をみても、地理分野のうち、世界地理が終わっていない学校があります。世界地理は本来中1生の段階で終了している単元です。また新版の教科書を使用していながら、教科書の途中にある単元から学習を始めている学校もあるようです。
中学校の社会は毎年このような状況が続いています。かわいそうなのは生徒たちです。中1生の段階で進捗を早めないと中3生になってそのしわ寄せがくることになります。SHOSHINでは学校の先取り授業を進めています。中3生ではすでに公民分野の政治単元を終えています。SHOSHINでは体験授業を受け付けています。まだ塾に通っていないようであれば、一度SHOSHINの授業を受けてみてください。(青山)