今週中には在室生の通うすべての中学で学年末テストが終了します。小学部は既に2月から新年度が始まっていますが、この試験対策が終了すると、本当に新しい年度になるのだなと実感します。すでに中学部の新年度の準備は滞りなく進んでいますので、3月からの授業もスムーズに行えることと思います。
現中2生の最後の理科の授業は日程の関係でテストを実施しました。10分ほど時間が余ったので、少し話をしました。ほとんどの生徒が学年末テストを終え、その結果待ちという状況です。このテストの結果を主な資料として、学年末の内申点が決められます。現行の公立高校の選抜方式においては、この成績が選抜資料の内申点の1/3を占めることとなるわけです。注意すべきは、次の内申点(中3前期成績)は10月、その後選抜資料の内申点の2/3となる「中311月時点での成績」は11月の下旬に知らされることとなります。つまり、今度の学年末の成績こそが今後半年以上にわたって、進路指導の主たる指標とされることになります。結果をしっかりと受け止め、次の目標を持って新しい学年のスターを切ってほしいと思います。
生徒それぞれは神妙な顔をして聞いてくれていましたが、どの生徒もうつむくことなく前を向いていてくれていたことを、心強く思った次第です。(榎原)