2022年度中学入試が2月1日より始まりました。当教室受験生も短期決戦の中、2月5日の入試まで各自の目標を達成すべく、粘り強く、最後まで諦めずに受験会場に足を運んでくれました。
今回の中学受験コース6年生の多くは幼い面が同居しており、それ故、果たして言われたとおりに最後まで受験を終えてくれるのだろうかと正直なところ、不安に感じていました。何故なら、中学入試は12歳の児童が挑むにはかなり厳しいもので、精神的なものが大きく影響するからです。また、第一志望校に合格できる割合はおよそ30%と言われているため、結果がはっきり出る入試で、自分の思い通りにならなかった場合、それに打ち勝つメンタル的な強さが必要なので、この点が最大の不安材料でした。しかし、それは杞憂で終わりました。
お預かりした児童は8名と少数でしたが、全員が最後までやり通してくれ、担当の一人としてとても嬉しく感じています。まだ、公立中高一貫校の合格発表が残されており、すべてが終了した訳ではありませんが、自分のやりたいことを我慢して、今まで受験勉強に打ち込んできた訳ですから、少しの間は自分の好きなことをして過ごし、リフレッシュしてもらいたいと思います。そして、そのあとは次の目標に向けて早めに始動しなければなりません。それは、中学入試はゴールではなく、一つの通過点に過ぎないからです。今回、頑張ったことはこれからの糧になることは間違いありません。第一志望校に受かることだけが中学受験の成功ではありません。受かった学校でどんな6年間を過ごすかどうか、これが大切なのです。是非、これからも頑張ってくれることを切に願っています。
今回の入試を経験して、一回りも二回りも成長した中学受験コース6年生の皆さん、それを最大限にサポートされたご家族の皆様、中学受験大変お疲れ様でした。(二宮)