「一富士、二鷹、三茄子、四扇、五煙草、六座頭、・・・」と、どうやら十まで続いているそうです。これは、ご存知の通り、初夢に見ると縁起がいいとされている物の順番です。一が富士山、二が鷹、三が茄子となっています。江戸時代からのことわざで、由来は諸説あるようですが「徳川家康が所縁の強い駿河国の名物である富士山、富士に棲む鷹、他国よりも早く出荷される茄子」を挙げたという説が有力とされているそうです。
 続いて、「扇」は末広がりで子孫や商売の繁栄を意味し、「煙草」は煙が上にあがるので縁起が良く、「座頭」は琵琶法師の座に所属する剃髪した盲人を意味し「毛が無い→怪我ない」となります。
 何故このような話題としたか?もしかしたら、今年になって既に記憶にない夢を見ているのかもしれませんが、先日、実感のある夢を見ました。それが何ともいえぬほどあり得ない夢でした。

東山「突然の電話で済まないんだけど、今度俺が社長になることになって、拓哉に副社長をお願いしたんだけど、ニノに俺たちのサポート役をお願いできないかなと思って。」
私「いきなり、ニノって呼ばれても二宮和也でも何でもないですよ。」
東山「そんなことはわかっているさ。それで来週、会見があるんだけど一緒に出席してもらいたいんだ。」
私「東山さんみたいに豪華なスーツとか持ってませんよ。」
東山「そう思って、さっきオーダーしておいたから・・・。」

 こんな感じのやり取りが行われたところで目が覚めました。あやうくジャニーズ事務所の新体制に拘わる大事な会見に出席するところでした。6時前にトイレに行きたくなり、一旦起き、その後寝直したため、眠りの浅いところで夢を見てしまったのでしょう。それにしても、入試直前の大事な時期にこのような夢を見るとは、私も相当お疲れの様子です。それでもあと少しなので頑張らなければいけません。
 富士山も鷹も茄子も出てきませんでしたが、SHOSHINに関わっているすべての方にとって素敵な一年になりますことを願いたいと思います。そして、今年も湯島天満宮に行って、受験生のためにしっかり合格祈願をして来ました。マスクを二重にして出かけるなど、もちろん感染症対策をしっかりして。神奈川県から転居して十年ほど経ちますが、毎年行っている私にとっての恒例行事です。
 つまらない私の初夢(?)の話の後付けになってしまい、誠に申し訳ありませんでしたが、しっかり祈願してきました。あとは皆が平常心で入試に臨んでもらえれば大丈夫だと思っています。(二宮)