これまでも中学英語の変化を何度かお伝えしてきましたが、生徒のプリントに目を通すと「ここまで教えているの?」と驚くことがありました。
これまで(おそらく何十年も)、must = have to と指導してきている中学英語。
高校では違いを理解して、状況に応じて使い分けをしていますが、中学生の英語でもこれを使い分けることが指導されています。
must (話し手の判断でやらなければならない義務、説明書や規則)
have to (ある事情や状況などによってそうせざるを得ない義務)
I must study more.私はもっと勉強しなければならない。
I have to go to school by 8 o’clock.私は8時までに学校へ行かなければならない。
You must not go there.あなたはそこへ行ってはいけない。→notはgo を否定と考えて、行かないことが義務=行ってはダメ
You don’t have to go there.あなたはそこへ行く必要はない。→don’tはhave to goを否定と考えて、行く義務がない=行く必要がない
must 強い義務(使命) have to せざるを得ない必要性