昨年の今頃は、新型コロナウイルス感染拡大防止を目的として、7都府県で緊急事態宣言が発動された時期でした。その結果、SHOSHINでも4月の対面授業を休止することになってしまい、正直なところ、とても焦りましたし、大きく動揺もしました。何せ、30年以上塾講師を務めてきた中で、自分の体調不良以外で授業を行えなかったことなどなかった訳ですから当然なことだと思います。
 再び、対面授業ができるまでにやっておいてもらいたいという思いで、算数・数学科の担当として各学年・コースに向けてこのブログを通じて課題を示しました。それと並行して教室として対面授業に変わるものを行わなければいけなかったので、皆でいろいろと調べ、短期間で準備をしなければいけなかったのでかなり大変でした。
 一年経った現在でも、相変わらずコロナウイルス第4波の脅威、変異ウイルス感染拡大の恐怖、ワクチン接種の遅れ等不安な状況は変わりないですが、それでも今のところ、生徒の皆さんを前に対面授業ができていることはとてもありがたいことですし、生徒達にとっても幸せなことだと思います。
 生徒の皆さんには、一年前のことを振り返ってもらい、今の状況を当たり前のことと思わず、新しい学習内容に向き合って最善の努力をしていってもらいたいと思います。私達もしっかり指導していきたいと考えています。(二宮)