11月下旬あたりからでしょうか。いくつかの私学から、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、2021年度入試における学習塾スタッフによる学校敷地内やその周辺における受験当日の参集の自粛をお願いするという案内が届き始めました。私達はすぐには判断せず、直前まで様子を見ることにしました。
その後も全国学習塾協会から同様の要請が、また、昨日も模試業者を通じて神奈川県立高等学校校長会を代表して、学力向上進学重点校4校の校長の連名で記された県内学習塾に向けた同内容の自粛を要請するお願いの案内が届きました。
これらを受け、弊社としては2月1日から始まる神奈川・東京の中学入試および2月15日の公立高校入試における学校敷地内やその周辺における受験当日の参集の自粛を決定致しました。
受験生を受け入れる学校側も今回の入試では特別な注意を払い、入学試験を実施することになります。中学入試では密を避けるため、通常行っていた個人面接やグループ面接を中止するなどの動きもあり、このようなご苦労も承知しています。そして、2度目の緊急事態宣言が発出された未曾有の状況を踏まえ、何よりも受験(検)生の安全安心を第一に考えますと、弊社としては今回の要請を受けるのが妥当だと考えました。
風物詩のように毎年行ってきた激励応援が今回できないということは大変心苦しい気持ちでおりますが、在室の受験(検)生達を信じて教室で待機したいと思います。今回の弊社の決定事項に関しまして、ご理解、ご協力をいただけますと幸いに思います。(SHOSHIN)