先週の土曜日、東京都世田谷区にある松陰神社を参拝してきました。昨年の12月以来、二度目の参拝となります。ご存知の方も多いと思いますが、神社の名前の通り、武士であり、明治維新の精神的指導者として有名な吉田松陰先生が祀られているところです。この神社には、高杉晋作、伊藤博文、山縣有朋らを輩出した「松下村塾」を忠実に再現したものがあり、他にも松陰先生の墓所や縁故者により奉納された32基の石燈籠などを見学することができる大変貴重な場所となっています。ご興味のある方は一度訪れてみてはいかがでしょうか。
前回訪れたときは閑散としていましたが、今回は七五三のお祝いで訪れた多くのご家族で賑わっていました。私の目的はもちろん別で、教育者でもあった松陰先生が祀られている場所なので、合格祈願や学問成就にご利益がある神社とされていますから、神妙な面持ちで参拝に訪れたという訳です。お預かりしている今年度受験生の合格祈願はもとより、6年受験コース生の第5回合不合判定テスト、5年受験コース生の公開組分けテストの前日ということもあり、皆が全力を尽くせるようにと拝んで来ましたが、昨日の授業でテストの出来を聞いてみると、今回に関してはどうやら御利益はなかったようです。
報道されているコロナウイルスの全国の感染者数を見ると第3波が来ている感じではありますが、風邪やインフルエンザ等も含めてしっかり予防し、大変だとは思いますが、入試が終わるまで万全の状態で頑張れる環境を維持していかなければなりません。教室でもできることは今後も続けていきたいと思います。(二宮)