中学一年生にとっては初めての、中学二年生は3回目の、中学三年生にとっては5回目の内申点が出されました。各学年それぞれに大きな意味合いのある内申点ではありますが、中学一年生と中学三年生のそれはとりわけ大きな意味があるように思います。
中学一年生にとっては中学生となって今までの定期テストがどのような形で集約されていくのか、それを身をもって体験したことになります。学習に対しての向き合い方、授業や課題、小テストなどの充実が高い評価につながるといことが少しでも理解できればこの内申点にはそれなりの意義があったと言えます。またそうなるよう塾では声を掛けています。
中学三年生にとっては、公立高校の入試の資料にはまだなりませんが、私立高校の併願基準にはなり得る成績であります。そう考えればこれはまさに高校入試の資料たる内申点です。その事を意識し学習に取り組めた生徒たちはそれなりの成果を残してくれたようです。残念ながら思うように成績が伸びなかった生徒もいますが、公立・私立高校の入試基準の本当の勝負はこれからです。これからの一ヶ月強の取り組み如何で結果は大きく変わっていきます。
内申に関してまだ変えられる余地は残されています。そのことを前向きに受け取り最大限の努力をしてもらえるようしっかりとサポートしていきたいと思います。 吉川