今年(令和2年・2020年)は総務省が執り行う「国勢調査」が5年ぶりに行われる年です。「国勢調査」の対象は、外国人を含む日本に住む全ての人を対象にした調査です。その調査が来月10月7日までの期間で始まりました。受験を控えた6年生には”時事問題”として取り上げられる内容です。

大正9年・1920年に第1回目の調査が実施されてから今年は100周年。10年に1回実施される大規模調査と5年に1回実施される簡易調査があり、今年はこの大規模調査の年に当たります。前回(平成27年・2015年)からの変更点は、「教育」に関する調査項目で次の3点です。①「小学・中学」のマーク欄を「小学」・「中学」に分ける。②「大学・大学院」のマーク欄を「大学」・「大学院」に分ける。③未就学の項目に「認定こども園」のマーク欄が新しく加わる。また、前回臨時に除外された「住宅の床面積の合計」は正式に廃止されるので、聞き取る項目は全19項目になります。

調査票の回収では、前回から始まったオンライン(インターネット回答)による回収も実施されます。コロナ禍で総務省はこのオンライン回答のチャレンジ目標を50%に設定しています。(前回実績、36.9%)

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