無事に夏休み講習会も終了し、後期のカリキュラムが始まりました。そんな中、中学生たちは期末試験に突入しました。夏休みのかなり早い段階から、これに向けてしっかりと準備するよう声を掛けて来ましたが、果たしてどこまで響いたかは疑問の残るところではあります。暗記中心の単元では早めの対応をするよう伝えていました。その最たる漢字に関して、今回の試験範囲は一応、中三の新出漢字なのですが、来年度の入試では中三の新出漢字は出題されないとの県教委からの発表がありました。授業で学習し定期テストでは出題されるものが、入試では出題されないとは何ともおかしなものです。そこには各学校の事情というものがあるのでしょうが、やり方としては懸命とは思えません。そもそも例年においても漢字に関して、授業で一字一字を取り上げて書き順や音訓読みなどをしているとは思えません。つまり、その習得は個々の生徒の学習に委ねられているものなのではないでしょうか。であるのであれば、わざわざ中三の漢字を入試から外す必要などないのではないでしょうか。もちろんそこにはいろいろな大義名分があるのでしょうが、一応勉強するけどテストには出しませんというスタイルはいかがなものでしょうか。漢字は生活に密着しているものです。それを身に付けることは日本人として当然のことなのではないでしょうか。 吉川
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