これまでSHOSHINでは夏の恒例行事として長野県野辺山原にある国立天文台の特別公開日に合わせて社会見学を行ってきました。今年はコロナ禍の為、年に一度の公開日も中止になってしまいましたが、先日その天文台から『オンライン特別公開」の案内が届きました。早速、夏休み講習会に参加してくれている生徒の皆さんにその案内を配付させていただきました。
オンライン特別公開は8月29日(土)9:30配信開始とのことです。詳しくはWEBから野辺山特別公開2020で検索してみてください。こんな機会はないと思いますから、ぜひ家族で楽しんでもらいたいと思います。

また今週は楽しみな天文イベントがあります。夏の風物詩ーペルセウス座流星群です。毎年8月12日ごろに極大を迎えます。今年は夜10時頃が極大で月明かりも無く、うまくいけば1時間に30個ほどの流れ星を眺めることができそうです。ペルセウス座は、おうし座やぎょしゃ座の上、カシオペア座の右に位置しています。この時間は北東方向の空が放射点ですが空全体に流れます。夜遅くになると月が昇ってきますが、明るい流れ星も多いのでたっぷり楽しめると思います。月の東側には赤い星”火星”も昇ってきます。さらに流れ星のピークを迎える前、夜8時頃の南の空には『さそり座』が見え、その左側にある『いて座』には土星と木星(右が木星)が並んで見えます。一晩に木星・土星・火星・月・流れ星を眺めることができたら、いいことありそうですよね! ちなみに早朝には宵の明星”金星”も姿を現します。